今日も東京都では200名を超えるコロナ陽性者。
PCR検査数が増えているため2カ月前の数字と単純比較はできないとコメンテーターは言う。
では、2カ月前はどんな理由でお騒ぎしてたのだ??
全国で陽性者が多かったからか?
東京は検査数を増やせば、陽性数が300や400と増えても「問題ない」と言うつもりだろうか?
西日本の某知事が「諸悪の根源は東京」と言って、すぐに発言を取り消したが、これは皆が感じている『本音』である。
たしかに緩んできている。地方は特に陽性患者が少なくなり、意識の中から”コロナ”の危険性を薄れさせているかもしれない。
しかしながら、まだこのウイルスには治療法が確立されていないのだ。ワクチンは存在しないのだ。
地方だからこそクラスターが発生してしまえば、村八分のように特定され、吊るし上げられ、非難されてしまうのだ。
日常は戻ってきているが、コロナ禍前とは世界は変わってしまった。
マスクは手放せないし、イベントは開催できない。
何かやるにしても、対策と責任が付き纏う。
様々な活動に伴うリスクを考えると中々前に踏み出せない。
人間とは臆病な生き物です。
だからこそ考える知恵があるのではないだろうか。
知恵を出し、新しい世界でどう生きるかを見出す時代になったと思わなければなるまい。
ただ、どのような世界でも笑顔を忘れずに生きたいと思う。
バブル経済後に生きる私たち世代にとって、「良かった」時代は存在しない。
ずっと「悪かった」時代なのかもしれない。(先輩たちにとってはね)
でも、私たちにとってはこの時代がスタンダードであり悪い中でも楽しんで生きている。
きっと今の時代でも光を見つけることができる・・はず。
東京に住む妹が今日誕生日であったが、不安な毎日を過ごしているのだろう。
福島にいる兄には想像もつかないぐらい不安なんだろう。
事象は全く異なるが東日本大震災の時を思い出す。
未来のことなんか何も考えられない。生きていけるのかもわからない日々。
ちょっと似ているのかもしれない。
得体の知れないものに脅かされて毎日を暮らす。
大丈夫だ!と声をかけるしかできないが、
大抵「何とかなる」のも人生だと思う。
正しい情報と正しい恐れ方を持って、力強く生きていくしかない。
そして、新しい日常を創りだすしかない。
人間はそれができる。
毎日、ニュースを見てナーバスになってるなとこの文章を書きながら感じる。
怒りは生の原動力となるか。
怒りは世の中に。家では優しさを。
今日も笑顔で家に帰ろう。
きっと、妻に「変な顔してるね。」と言われるだろうけど。