郡山から49号線を会津方面に行くと、猪苗代湖の手前に上戸(じょうこ)駅の案内がある。左折して堀があり、堀と並んで道が伸びる。そこに上戸駅がある。明治32年に開設しているが、当時は山潟(やまがた)駅という名前で、大正4年から上戸駅に改名したそうだ。しかし、所在地は
耶麻郡猪苗代町字山潟であるのに上戸駅に改名した理由が私にはわからない。私が最近知ったことは、山潟小学校が移転した事で、その建物は残っていて49号線から見える。よく見るとそこに
幼稚園の案内があった。昔、その裏庭に「水芭蕉」の群生地があり、見頃を迎えた事がテレビで放映され、次の日に授業中にもかかわらず、低姿勢で許可を頂き見た記憶が蘇る。
駅は無人駅の特有な建物で駅前は広い。電車の到着時は出迎や見送りの乗用車やトラックで賑わうであろう。このような小さな駅こそいろいろな生活が想像されて楽しい気分になるものである。上戸駅と同じの名前に石川県珠洲市にもう一つある。この上戸は「うえど」と呼ぶ。うえどの方に申し訳ないが、じょうこの方がすこし上品に聞こえる。これは私の個人の感想です。(隣町の事でもあり判官贔屓として許して下さい)m(_ _)m